スピッツ 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:23 草野マサムネ率いる男性4人組ロックバンド、スピッツのデビューアルバム(1991年3月発売)。エネルギッシュなビートがはじけるロックチューン<1>、伸びやかなカントリーテイストの<3>、幼いころのピュアなハートを描き出した<7>、ノスタルジックなメロディの2ndシングル<10>、大切な人への恋心をストレートに歌うラヴバラード<11>、行く手を阻まれても力強く生きていこうと誓うデビューシングル<12>など、自由で伸びやかなポップサウンドは、未来への真っすぐなベクトルを感じさせてくれる。(北崎みずほ) 初期スピッツと言うのは「名前を付けてやる」をのぞいてはピンポイントの曲でしか言及されなく
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極北―フラム号北極漂流記 (中公文庫―BIBLIO) 価格: 720円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 19世紀の冒険家(のちに政治家として難民救済に尽力)である、ノルウェー出身の
ナンセンが北極点到達を目指した旅の記録です。
翻訳が古く、文体が古色蒼然としているのは仕方のないところ。しかし、
ナンセンの準備は周到、装備や手法は何重にも安全性が考えられ、しかし
咄嗟の危機に際しては極寒の北極海に飛び込むほどの勇気を示して困難を
克服していきます。13人の隊員を率いて3年に及ぶ探検を成功させ、一人の犠牲者も
出さなかったこの探検隊を、30代なかばで率いた手腕に敬服します。
この偉大な記録、長く読み継がれてほしいと |
フェイクファー 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:29 共同プロデューサーにカーネーションの棚谷祐一を迎えてのセルフプロデュース作品。秀逸なメロディと厚みを増したバンドサウンドで、より濃厚で広がりを感じさせる世界観を打ちだした。マサムネのホンワカとした柔らかなヴォーカル、ピュアで穏やかな空気は本作でも健在で、ファンの期待を決して裏切らない。 絵本のページをめくるように、一作一作、聴く人を温かなやさしさで包み込みながら、春風のようにさわやかなスピッツワールドを奏でている。彼らの音楽という魔法に魅せられてしまう、8枚目のオリジナルアルバム。(海老原澄画) 前作・前々作と続いた所謂「スピッツバブル」がこの作品で弾けたような形になり、
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ソラトビデオ・カスタム〜VIDEO CLIP CHRONICLE 1991-2001〜 [DVD] 価格: 4,200円 レビュー評価:4.5 レビュー数:14 草野マサムネの少年のようなひとみが印象的なデビュー曲<1>から、2001年5月発売の最新ヒット<20>まで、シングル18曲を発表年代順に並べ、テレビスポットも収めたビデオクリップ集。真冬の海辺で撮影されたモノクロの映像に、やさしいサウンドが溶け合った初の大ヒットナンバー<7>をはじめ、飾らない4人の表情がほのぼのと映し出されている。 アルバム発表後、3年以上経過してからドラマのタイアップが決まった<13>は、急きょシングルカットされたため、人形アニメーションのみでビデオを撮影。90年代前半には、プロモーションビデオの需要が少なかったこともあり、2作目から5作目までのシングル |
若葉 価格: 1,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:15 発売日に購入しました。私は、小学生のころからスピッツが好きで聞いていますが、この「若葉」もスピッツらしく、歌詞もきれいだし草野さんの素晴らしい歌声は健在だと思いました。私が音楽に興味を持てたのはスピッツの存在があったからです。いつかスピッツの曲を弾けるようになりたいと思いギターを習い始めています。「魔法のコトバ」がお気に入りの曲だったのですが、この曲もそれに加えたいです。色んな多くの人に聞いてほしい曲だと思います。 |
北極圏一万二千キロ (文春文庫 178-3) 価格: 500円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 1976年に出た単行本の文庫化。
タイトルは正しくは『北極圏一万二千キロ』。『極北に駆ける』の続編とでもいうべきもので、順番に読んだ方が良い。
『極北に駆ける』で、グリーンランドに滞在して犬ぞりの扱い方、雪と氷の中で生き延びる方法を学んだ著者が、ついに北極圏を縦断する旅に出る。グリーンランドからカナダに渡り、アラスカへ。海は凍結しているから、ずっと犬ぞりで旅することが出来るのだ。
すごい冒険だ。氷の海には人間はほとんど住んでいない。だから、旅のあいだは犬たちだけが仲間ということになる。しかし、犬たちとの間に温かい交流など生まれようがないのが犬ぞりの |
海でのはなし。 フィルムブック 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
映画『海でのはなし。』の、やさしいオフィシャルブックである。
内容としてはミニ写真集+監督雑感+オリジナル短編+
役者インタビュー+シナリオと何の変哲もないが
通して読むと、フィルムの雰囲気さながら
こちらもやさしい気持ちになれそうな気がする。
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音楽誌が書かないJポップ批評 (36) (別冊宝島 (1032)) 価格: 1,490円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 友達からこの本のことを聞いて、スピッツファンとして一度は目にしておかないと…と思い、購入しました。 内容は「ダークな」批評かと思いきや、辛口のコメントの中にも、スピッツを、そしてマサムネさんをこよなく愛するあったかさを感じました。 ユーズドということであまり期待していなかった分、思ったよりもきれいな状態で、配送も早めで良かったと思います。 ありがとうございます。 |
正夢 価格: 1,050円 レビュー評価:4.5 レビュー数:20 こんなに優しくても、
全然押し付けがましくならないのは、
草野さんの描く言葉の世界が
単なる綺麗ごとの集まりではないからかな。
自分の弱い面も、
世の中の矛盾も、
すべて受け入れてくれてるような。
「正夢」は、
誰か好きになった時点で、
まあ正気でなんかいられないし、
格好悪いばっかりだけど、
それでもいいんだ。って。
そういうもんだからって言ってくれてるような。
本当に優しすぎる曲。
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